自己愛性人格障害者は直接的にこう言う場合は少ないけれど、
とにかく言いたいことはこうだ。
お前は物事の本質を理解していないから、
そもそも話の焦点がこっちとズレるんだ。
だから、馬鹿は困ると言わんばかりに。
お前は馬鹿だ。とかそういうことを直接的に言ってのける
わけじゃない。
話が通じないやつは嫌だなあとか、
世の中本当にバカばっかりだなあとか、
そういうぼやかした言い方から始まることのほうが多い。
「お前」には言っていないよ!というような逃げ口上。
けれどもしっかりとこっちを捉えて、
どう考えても私に対して言っている。
というようなことが多かった。
「物事の本質を理解していないやつばっかりで困るね!」
という言葉は、お前は本当に話が通じないね、
という攻撃とおんなじだ。
けれども、直接的に言っていない、まるで独り言みたいに
しゃべるから、モラハラ夫はそういう逃げ方が得意だった。
物事の本質を理解していない、って言っても
具体的に何を指しているのかも言おうとしない。
だって、それを言いたいだけだから。
それを言うことで、自己満足に浸りたいだけだから。
物事の本質なんて、モラハラ夫にとっても基本的に
どうでもいいことなんだから。ただ
「黙って自分の言うことを察して、
自分の言うことを聞けよ」というだけであって、
それが出来ない人はみんな
「物事の本質が理解できない人」扱いしている
だけなんだから。
物事の本質じゃなくて、
自己愛性人格障害者の望みをくみ取ってちゃんと
いろいろ補佐しろよ。ってだけ。