自己愛性人格障害者とプレゼント

モラ夫のような属性の人たちは、

本当によくプレゼントというものを贈ったり、

最初のうちは人に対して何か尽くそうとしたりとか

そういうことを良くやる。

人に施すことが好きなように見える。そのときだけは。


けれど、プレゼントの受け取りはその

モラハラの一つの理由に使われる。

そりゃもちろん、プレゼントをもらったら何かお返ししないと、

何かをされたら何か誠意で応えないと、みたいな風潮が

特に日本はどこかにある。


それこそがモラハラしやすい理由の一つになる。

自己愛性人格障害者のプレゼント攻撃は、

相手をそういうモラルでコントロールしやすくするため。


だからモラ夫みたいな人達のプレゼントというのは

「お返し前提」、そのお返しが欲しいからこその

プレゼント。

もちろん、自己愛性人格障害者じゃなくても

人に贈りものをするときは何かお返しを期待しての

ことだとは思うし、

そのために好きな人に一生懸命まめに

贈りものをする人だっている。


けれど自己愛性人格障害者のお返しへの期待度は

レベルが違う。

もはや期待度じゃなく、

「お返しするのが当たり前。こちらがプレゼントをしている

のだから、それを受け取っている時点で

自分と付き合うべきだし、もう付き合っているのも同然、

自分の思い通りにすべき」という感覚が尋常じゃない。


だから、自己愛性人格障害者のプレゼントは打算的な意味合い

しかもたない。

もちろん彼らは必死否定するけれど。


だから、その見返りがなかったときの怒りはすさまじい。

そもそもその見返りのためだけにプレゼントをしていたのだから、

「いや。空気なんで読めないの?」

となる。


そう、プレゼントを受け取っておいて、自分の思うような

見返りがない場合は怒り出す。

「付き合ったりはできないけど、自分なりに誠意を返す」

とかそういうことは許されない。

自己愛性人格障害者が交際を目的としてプレゼントしていたなら

なおさら。


「いや、交際しないなら裏切りだよね。

今まで与えた金品全部返して?」

「そういう人として当たり前のことができない人だとは

思わなかったよ」

・・・といった具合に。


自己愛性人格障害者が純粋に、誰かにプレゼントしたい、

施したいからそういう行為をするなんてことはまず

あり得ない。

自分がどれだけ相手に対して期待しているかどうかを示し、

その通りに動くことを望むため。

またあるいは、他の人間に、プレゼントのやりとりを

するくらいの仲なんだぞということを

教え込むため。

そのための手段。