自己愛性人格障害者とプライドの話。
自己愛性人格障害者のプライドは超高い。
プライドが高すぎるせいで、ちょっとした失敗が許せない。
ちょっとしたことを恥だと感じる。
・・・というのはちょっと語弊があって、自己愛性人格障害者は
恥を避けるためにあの手この手を使って
自分の恥を他人の恥、自分の失敗を他者の失敗にするから、
ちょっとしたことで責任転嫁する、のほうが正解かも
しれないけど。
プライドは高いのに、本当にプライドが高いのか?
もうプライドがないんじゃないか?というほど最低の
行いをすることもあるし、
人としてあり得ない発言をしたりもする。
プライドっていうのはこの人達の誇りのことを
言うんじゃなくて、この人達が思う「真の自分」というものが
完璧で、欠陥がなくて、神のような存在で・・・・。
その自分のイメージの中の自分が大きすぎて、
現実の自分はどっかに押し込めちゃってるから、
現実の自分はプライドもクソもない。
だから、自己愛性人格障害者が
自分を守ろうとしているときは
幻想の中の自分のプライドが働いていて、
結局自己愛性人格障害者そのものは
プライドもへったくれもないから、
その通り人とは思えないほどの仕打ちを
被害者にやったりする。
具体的に示すなら、自分を低くみられたくなくて過剰防衛して、
その過剰防衛の仕方がひどいから、ただ単純に
自分を低くみられないためには、相手の価値を低くしてやろう!みたいな。
そういう行いばっかりするから、
結局自己愛性人格障害者は低くみられちゃう。・・・こういう感じ。
ただ普通に生きていれば、特にそういう風に
こじらせることもないんだろうけど、
もう反射的に防衛反応が出ちゃうから無理なんだろう。