モラ夫の弱点をついた日。

自己愛性人格障害者は

罠にホイホイはまりやすい。

モラ夫は私と離婚しないと言い張っていたけれど、

私がさっさと離婚届けを出すどういう手段に出るか

分からなかったから、

とりあえず離婚届を出すのは保留にしておいた。


離婚届自体は、以前に書いてもらっていた分があった。

モラ夫が離婚だ離婚だ!と騒いでいるときのほうがいい。

ただ激昂しているときに書かせようとすると、

「こんなもん書かせようとしやがって!」と余計に激昂するはめになる

こともあるから、はっきりと離婚というワードを出しているときの

ほうがいい。

あるいは、次に暴言を吐いたら離婚届を書く、

ということを念書に書いてもらっておくか。

どちらもモラハラ真っただ中の時は無理だけど、

ハネムーン期なら反省したフリをして書くこともあるから。

もしくは、「離婚なんか絶対にしたくない!」という姿勢を

とっておけば、モラハラ夫はいやがらせとして離婚を

脅しに使おうとするから、

離婚は絶対したくない!と言っていれば勝手に

向こうが脅しの道具として使うために離婚届を

もってきてくれるかもしれない(面倒くさがりだから

いちいち役所でそんなもの貰いに行かないだろうけど)。


面倒くさいモラ夫ならば離婚届なんか以前に書いたやつなんだから

無効だ!とか言い張りそうなものだけど、

うちのモラ夫はそこは言わなかった。

まあ、明らかに自分が約束不履行した後だったし、

モラハラがエスカレートして

あまりにも非常識なことばっかりしていたせいで、

言えなかったんだろう。

モラハラ夫の弱点は、モラハラしかできないこと。

モラハラによってすべての言動が紐付けられること。

つまり、それ以外の行動をとりにくいこと。

ターゲットが逃げれば、追いかけるしかできない。

ストーカーになるしかない。

ストーカーと非難されてもそれがやめられない。

離婚といえば、「離婚できない!離婚は絶対しない!妨害してやる!」

といい、

離婚したくないといえば「いいや離婚だ!こんな生活は地獄だ!やってられない!」

となる。

相手の出方次第で、主張がコロコロ変わって一貫性がない。

「離婚なんか子供も可哀そうだよ。家族だから、きっとやっていけるよ」

というキレイ事を延々と口にできるけど、

その口で「いや、もう離婚だやってられない。なんで自分ばかり犠牲に

ならないといけないんだ」と言えるから。


そのくらい、主張に一貫性がなくて、

自分の言動がめちゃくちゃだってことが

わからない。

彼らにとってはめちゃくちゃだろうが支離滅裂だろうが

「ターゲットを動かそうとすること」のほうが大事だから

いちいち気にしていられない。


だから、それを利用してやった。

離婚届を出さないのは、離婚届を出したくないのだと

暗ににおわせた。

もちろん、「本当は離婚したくないんです」なんて言ったら

意味がない。未練があって離婚したくないのだと思わせれば、

いくら離婚してやると夫が騒いでも、離婚届を出したあとに

「だましたな!」と勝手に逆上するのが彼らだから。

「離婚は、まだしない」というスタンスでいるだけ。

「まあ、こちらもいろいろあって。もう少ししたら、離婚届を出しますから」

とか。

離婚はまだしないほうが、私にとってものすごく得なの。

そういう事情があるの。だからまだ離婚しないの。

ということを「言わなくても」、そういうスタンスでやりとりしていた

(もうそのころには別居中だったけど)。

自己愛性人格障害者は、勝手に妄想したり考える。

彼らは、ターゲットの得や幸せが嫌い。

ターゲットの思う通りに事が運ぶのが嫌い。

ターゲットが一体、何をしようとしているのか?何を企んでいるのか?

を勝手にどんどん考える。

ターゲットが得するということは、自分は損をする仕組みだ。

ターゲットが幸せになるということは、自分にはとんでもない不運が来るかも。

と勝手に怖がる。

別に、離婚届を出すということを遅らせていただけだ。

いちいち後から文句を言わせないために。


最初は「自分の周りもそれくらいでは離婚にはならないって

言ってるよ」「これで離婚なんてあまりにも納得いかない」

とか言っていた割に、

離婚届を出さない期間が半年余りになると、別居しているから

直接的にターゲットにモラハラもできないし、物理的に

遠い距離にいるわターゲットの居場所もわからないわで

どんどん悶々としてきて、

「何を企んでいるんだ?もしかして、今の状況は自分にとって

損なのでは?」と思いだす。

そして、離婚届を出せ、という方向にシフトしていく。

そして離婚届を出してと言っている発言は録音しておいて、

そういうメールが来た場合も保管しておく。

この離婚届は無効だ、なんて言わせないために。

もちろんこの段階でパニクって「早く離婚届を出せ!」と

脅迫メールがどんどん来ることもある。

このタイミングで離婚届を出すことで、文句は言わせなかった。

騙してはいない。「離婚を遅らせるほどこっちの有利なんですよ」と

言っているわけでもないから。だから自己愛性人格障害者は

怒る名分を失う。それが目的だった。


離婚届を出したらもうそこで終わりだから連絡しないから、

なんて言っていたモラ夫は案の定電話をしてきたけど

(すでにこの時点で警察の警告を受けているにも関わらず)、

無視した。

だって、離婚届を出したら終わりといっていたモラ夫。

離婚届をいつまでも出さないから何度も心配になって電話しただけだ、と

言っていたモラ夫。

それも全部録音させていただいている。

さよならモラ夫、といった感じだった。