他人に興味津々でいるようでいて、
人の目をすごく気にしているようでいて、本当は無関心。
それが自己愛性人格障害者。
彼らは他人を気にしているわけではなくって、他人からの評価を気にしている
わけでもなくって、
「どうせ自分はこう思われているんだろう」とか被害者意識を持ちたいときは
人の気持ちを勝手に決める。
「あいつはあの時こう言ったから、こっちに対しての悪口に決まってる」とか
根も葉もないような噂を立てたり。
自分からの評価しか気にしない。
自分がどう思いたいか?で人の気持ちも感情も
勝手に決める。
そして人の人生に興味なんてない。あるのはターゲットが
どこでどうしているか?というところだけ。それはもちろん
ターゲットを好きだとかそういうことじゃなくて、
支配していたいから。知らないとイライラするし、
気持ちが悪いから。
そのほかのことだったら、他人がどうなろうと知ったこっちゃない。
他人がどういう人生を歩もうと、
「自分にとってどれくらいそれが得か?損か?」しか考えない。
だから、人がひどい目にあったとしてもあざ笑うこともできる、
それは自己愛性人格障害者にとって他人の人生や傷が
自分の自己愛を満たすためだけのものでしかないから。
人の人生を、本当に自分を守るための道具としてしかみれない。
他人の心を見ようとか共感しようとか、
そういう余裕がどこにもない。つまり、自分の感情しか見れない。
自分がこいつは苦しいフリをしているんだろ、思っていれば
他人がどれだけ苦しそうにしていても笑える。
あーあ大げさな演技しちゃって!ということもできる。
他人には無関心で、自分の心にも本当は無関心で、
偉大な自分をどうやって維持するかしか
関心がないから。